すのうくじら貳

思ったことや、読書感想などを書いていきたいと思います。なろうにて小説も書いてます。

魔法科高校の劣等生 入学編下

 

魔法科高校の劣等生〈2〉入学編(下) (電撃文庫) 魔法科高校の劣等生〈2〉入学編(下) (電撃文庫)
(2011/08/10)
佐島 勤

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読んでいる途中だったのを積んでたのを再開して読んだ。 最強系主人公なのは相変わらず。 空気の読めない鈍感主人こうではなく(そういう時もあるけれど) 空気を読めるのに敢えてガン無視するという新しいスタンスの主人公。 妹の保安以外基本的にどうでもいいみたいなところがあるからー。 達観しすぎている。 途中で読むのをやめていたからアニメを見てからの読書になったけれど、 そうすると見えていないところが見えてくる。 例えばアニメにて美月がヒートアップする場面。 達也がフラッシュキャストの技術云々を部分的に看破されるシーンだけど、 その後のレオとエリカが居残りするシーンはアニメではすっぽり抜けてた そのシーンではレオとエリカが達也に教えて貰いながら課題を必死にやっていた それをやっとのことで終えて流れで深雪も実演することになって 1000ms台の二人にたいして300ms台を軽々と叩き出し更に 教材用CADと起動式を非難するという一課と二課の実力の差というのを見せ付けられる シーンを大幅カット(必要だった気がする) アニメでは二話か三話だから内面的描写が不可能なアニメでやると深雪ファン減った気がするけど。 この場面では、魔法の劣る人間の不平的な物の発言する場面でもあったのだけど、 エリカもレオも実力の差だから当たり前と当然のように割り切っている重要なシーン。 重要といえば、カフェテリアで壬生と達也の会話シーンラストにも。 後々横浜騒乱編の伏線にもなる、達也の研究課題が、 重力制御魔法式熱核融合炉の実現という大事なワードが抜けていたりする。 アニメではどうするのか逆に気になるところ。 回想とかでやるのかもだけど。 そんな感じにいろいろとアニメでは描写できない部分とかが見れて満足な一冊。