すのうくじら貳

思ったことや、読書感想などを書いていきたいと思います。なろうにて小説も書いてます。

魔法科高校の劣等生5 夏休み編+1

 

魔法科高校の劣等生〈5〉夏休み編+1 (電撃文庫) 魔法科高校の劣等生〈5〉夏休み編+1 (電撃文庫)
(2012/04/10)
佐島 勤

商品詳細を見る

以下感想

短編集なので感想も分けます。 夏の休日 ラノベでよくあるいやいやウフフな話。煩悩の塊。 達也が女子共に囲まれて、ほのかの水着がずれて羨ましいやらなんやら。 深雪は雫に達也が好きかと問われ、ある意味三年前の真相を少し話し、 達也はほのかに告白され、心の欠損を告白するという話。 いちゃいちゃからのシリアスな話だけど重要な伏線な気もする。 この伏線がメインストーリーにも影響しそうだなーとか。 優等生の課外授業 魔法科一の噛ませ犬、森崎がメインの話。 達也によって暴かれた無頭竜のヘッドは殺されたらしい。 その娘をリーダーとして祭り上げられて、それとは知らず森崎が護衛する話。 これは短編らしく森崎の活躍譚ってだけな気がするけど。 娘が悪役か味方か本編に出てくることがあれば伏線になるんだろうなーと。 まぁ森崎は誤解さえなければいいやつなのかも知れないし、がんばってほしいな。 アメリア・イン・ワンダーランド 英美が遊園地に迷い込む話。 英美の本家である証の魔法を狙われて遊園地で襲われる話。 十三束とかいうどこかで聞いたことのある名前のやつが出てきます。 名前のとおりにナンバーズというかこの作品名家しか出てこないなほんと。 レオとか美月辺りはどうなんだろう・・・。気になる。 友情と信頼とロリコン疑惑 タイトルだけ見て達也と深雪の話だと思って読み始めたら 舞台は第三高校に移して、ジョージと将輝とその下の妹の瑠璃の話。 達也に対してライバル意識を持つ二人の決意表みたいなもの。 あとは将輝が深雪に恋をしていて達也に勝つまでは告白しないという決意も。 一生報われない気がする。 風間少佐に格が違うと言わしめた達也が相手だし、頭脳的にも吉祥寺とも格が違うし。 勝っても負けてもこの兄貴が認めるかどうか、、、意外と本人に委ねるかも? メモリーズ・オブ・ザ・サマー 深雪の美貌がいかに規格外かという話。 メインエピソードの端々で見られて兄妹仲にフォーカスを当てた話。 途中途中でややトラブルで逢いつつも道で石に躓いて転んだ程度で歯牙にもかけず 意にも介さず、夏の思い出程度な二人はやはり規格外。変わり者。変人。だと思う。 会長選挙と女王様 メインストーリーぽい話だけど、メインではすっぽりとカットされた話。 アニメではもちろんのこと、漫画版でもスルーされていた気がする話。 選挙はあーちゃんに脅迫まがいの説得を達也と深雪でする話だけど。 服部は部活連会頭になるらしい、九校戦でもほとんど出番がなかった剣道・剣術部の二人も 出てきます、一瞬だけど。 メインは当然のように風紀委員長になっていた花音とかそういう役職がらみの話の辻褄あわせ。 小説だとこの順序だから役職に関する違和感はなかったんだけどね。 あとは達也達の裏事情である四葉の人間であることがばれそうでばれない話。 ただの高校生ではないことは周知の事実であり、克也は九校戦で十師族と疑い、 真由美は数字落ちの四波と疑う話。 この辺はどこかでメインでつながりそうな話だと思われる。