すのうくじら貳

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魔法科高校の劣等生15 古都内乱編<下> 感想?

 

魔法科高校の劣等生 (15) 古都内乱編 (下) (電撃文庫) 魔法科高校の劣等生 (15) 古都内乱編 (下) (電撃文庫)
(2015/01/10)
佐島勤

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==== 今回は舞台が京都に移ります。 全体的に見て誘導尋問的な事が多かったり、建前上で話してたりが多かった印象。 ただ内面的な事柄を地の文でもって明記されてるので腹の探り合いとか腹の中の思いなどが読者に筒抜け。 終盤へ向かっているのかな?という感じで結構謎の解明などがされていってるし、マッハでカップリングが形成されている。 美月と幹比古はいわずもがな、エリカとレオは影を潜めてるけど漫才をしてるあたりはここが一番ラノベらしい。 一条と深雪は、達也にからかわれる程度には、一条の気持ちは筒抜けだったりするし。 光宣と水波は、一方的に水波が意識してる感じなのかな、けどかなり熱い感じ。 問題の達也はというと、ほのかが有力候補だったきもするけどサブキャラらしく当て馬化してた最近ではまさにそれで 今巻ではほぼ出番なしだし、今回はかなり真由美が頑張ったというが最後尾からのごぼう抜きの勢いで達也と ラブコメ展開決め込んでた。 部屋の鍵を胸にしまい込もうとして達也が奪い取って部屋の鍵を開ける。 とか 真由美→酔っ払う→ドレス姿→達也は部屋まで送る→真由美「ぬがせてー」→達也は速攻で脱がせて下着姿にし 布団の中に乱暴に放り込んで部屋を辞去。→もちろん真由美は記憶あり。 もう付き合ってしまえと言いたくなるようなことが散見された巻。 そんなことが合間に繰り広げられながら、ストーリー的なことをは、今まで通りに最強お兄様とは行かず というかそんなに力を発揮することもなく、強敵ゴーレムは一条が爆裂で破壊してしまったり。 敵の炎の剣は、深雪と一条が撃破したり。 ゲスト出演で共闘の一条がかなり頑張ってた感じだった。 伝統派と戦った事後処理の際の警察からの事情聴取が二連続で一条に関しては連続で行われて。 解放された辺りが十師族だからなのか?と思いつつブランシュの時は、事情聴取どころか十文字先輩が率先して 指示だしてたのにね、今回は襲撃→撃退で前回は→達也たちが襲撃→殲滅なのにね。(学校は襲われてるけど) 京都という土地が魔法師に不寛容というのもあったかもしれない。 達也が国防軍一○一旅団独立魔装大隊特尉士官であることをあっさりと一条にばらし協力関係に引き込んだ辺り エリカの時同様に人が悪いというより性格が悪い気がする。 深雪はことあるごとに一条に気を遣った会話誘導などしてたりと、胃に穴空きそうな性格してるなと。 私が!私が!という性格は相変わらずで、達也に秘密を共有というかもはやあれは、秘密を許さない感じで 自重しろと言いたくなる。美人なのに(設定上)、好まれる感じじゃないな。 まさきの気持ちを少し利用したりと(意図してたかどうかは別) この兄妹は・・・。 あとは光宣だな、病弱設定なのに全巻で協力な魔法をぶっぱしたと思ったら。 ホテルにとまって今回も同行と思ってたら倒れて更に悪化させるという天国から地獄(用法は違うが) という感じで出番が終わるかと思えば、周を追い詰めた際に、足止めするという大役に抜擢されてた。 殺人をよしとしない深雪や真由美と違い、光宣は普段やさしく、達也の前では割とおどおどした少年的だと思えば そこはやはり裏権力の十師族、スイッチ入ると、躊躇いなく、犠牲者を加味せず最初からそんなものは計算に入れず 魔法を放つという性格的な二面性キャラだった、そしてそういうところも造られた魔法師である達也の同類。 でも今後出番なさそーだな。 今回は単発でバトル展開があったなーという感じだった、横浜が派手だったからな、横浜規模の戦闘が起こりまくってたら 内紛編とかになりそうだけど。 次巻はなんと四葉継承編という。 来るところまで来たかという感じで、でもドウルマスターズもあるしいつだろうとおもったら以外に夏だった。 期待だわー、上も下も書いてないけどどうなんだろうね。 継承したらストーリー終わってしまいそうと思いつつ、脱十師族な感じだし、達也をガーディアンから外して、四葉と戦うのかなーと思いつつ、実は真夜は達也重いな人な一面が今回出てたし、他家が達也に厳しい感じがいちもにまして出てたからその辺気になるね。 達也を殺しかけた四葉を除く他家の真相などなど。